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「覚悟の瞬間(とき)」(↓ クリック!)
覚悟の瞬間 医療法人社団優和会 松永平太

2023年10月20日(金)

人生最後に手を抜くな

日本の平均寿命は85歳、新型コロナの影響で実際にはもう少し短くなっていますが、世界一です。世界が、世界一長寿でお金持ち?で平和で安心安全な国・日本にあこがれています。
一方で、ウクライナvsロシア、イスラエルvsパレスチナの争いをみると悲しくなります。

平和な日本の高齢者は「早う死にたい!」と嘆きなら、美味しそうにご飯を食べています。
平均寿命が85歳なので、ガンや事故で若くして死ななければ、歳を取り、介護保険を利用し、ボケて、90歳過ぎに死に始めることになります。人生90年、もしかすると100歳時代の到来です。

「私ぁ、早う死ぬ!」と言いながら90歳過ぎまで生きる時代。
「私ゃ、病弱だ!」と言いながら90歳過ぎまで生きる時代。
「私の人生、あとワズカ!」と10年前から言い続けている時代となりました。

思いのほか長生きする時代となりました。人生100年時代の到来です。
思いのほか長生きするために、周りに迷惑をかけ、自分自身が痛い目に合っています。
思いのほか人生が短くなるぶんには、年金をもらい損ねますが、周りに迷惑をかけなくて済みます。

人生100年時代とは、思いのほか長生きする時代ともいえます。日本国民は、ほぼ全国民「ポックリ死にたい」病にかかっていますので、自分自身が老いて病んで枯れて死んでいくことを想像できなくなっています。私たちは、もう少し老いていくことを直視した方が良いでしょう。

だから、人生で最も大切な最期を想像できていないので、人生の最期が辛くなっています。
たとえ、それまでの99%の人生が不幸せであっても、最後の1%が幸せだったら、ハッピーな人生だ!終わり良ければ、全て良しだと患者さんから教えて頂きました。人生の最期が大切なのです。

現実には、思いのほか長生きする時代に寿命がまだ来ていないのに、手を抜いて「そろそろ」と言いながら「ゴロゴロ」。すると、高齢者は足腰が弱り、ボケて、死ぬに死にきれない状態で大切な人生の最期を過ごすことになります。そして、高齢者は、いつの間にか地域から消えています。。。

日本人は、世界一長寿の日本に誇りを持っていません。人生最期に嘆いています。
私は、人生の最後の生き方を間違えているからだと考えています。
「歳だから!」といい、一番大切な人生の最後で手を抜いているからです。

「こんなはずじゃなかった!」と言って、高齢者は人生を終わらせているような気がします。
こんな日本を変えていかなければ。
「私の人生は幸せだった!」と言わせるのが、開業医である私のミッションだろう。

私は、私が住む千倉町から、南房総から、千葉から、日本を変えていきたいと思います。
そして、世界を変えていこうと思います。
そのためにまずは足元から、新たなる文化つくり、まちつくりをしたいと思います。


2023年10月05日(木)

通所型サービスB

ドンドン長くなる暑い夏が終わり、実りの秋が来ました。



私が住む南房総は安房(あわ)ともいわれ、少子超高齢地域でもあります。
安房は3市1町からなり、中心は館山市、次いで亀田メディカルセンターとシーワールドがある鴨川市、唯一の町である鋸南町、そして我が南房総市です。

南房総市は旧6町1村の弱いものが寄せ集まってできた市なので、これといった中心部がなく、人が分散し、文化も分散する、マックもケンタッキーもガストもないノッペリ広がる市です。ただ、日本一道の駅が集まっている市で、市内に8つも道の駅があります。まあ、マックあるよりも道の駅があった方が良いと私は思うので現状ウエルカムです。

南房総市の人口は、現状3万5000人ほど、合併時は4万5000人ほど、10年前が4万2000人ほどで人口がドンドン減っています。しかも、高齢化率が約47%、私が住む千倉町平舘地区は50%を超え、このままでは確実に消滅可能性地域の道を歩んでいることになります。

都会と田舎の二拠点居住生活で、定年退職後に田舎暮らしを始める方もいます。定年退職後の田舎暮らしは、田舎の今を守る力はありますが、未来を守る力はないです。未来を守るためには、やはり子供たちが必要です。いかに子供たちを南房総に残すかが、未来へのカギとなります。



今の南房総を守るためには、60歳代以上の世代を社会的に活躍させることが大切です。
日本の平均寿命は約85歳。がんや事故などで若くして死ななければ、介護保険を使いながら90歳以上まで生きることを示しています。人生90年、もしかすると100年時代の到来です。

私の周りの60歳代は、平日にゴルフをして、農園を耕しはじめ、そば打ちをはじめ、ボランティア活動をし始めています。エネルギーを持て余しているのです。社会貢献する体力、能力などが十分に残っているのにご隠居生活をしようとしています。もったいない。

70歳代はヤング、80歳代はヤングオールド、90歳代でやっとオールドです。100歳代はタカラモノと呼ばれて大切にされ、60歳代は少年少女と呼ばれて夢みる世代となります。
これから南房総は、「70歳代を高齢者と呼ばない地域」にしたいと思います。

80歳代のヤングオールドが微妙で、85歳でも若々しい人もいればヨボヨボの人もいます。
生き方、療養の仕方で、若さを維持できるのかどうかが決まるのでしょう。高齢者は「居場所」と「役割」を持つことが大切だと言われています。そのためには仕事を続けることが大切です。

畑仕事も仕事。外に出ることは大切で、農作物の横には現金はあまり落ちていませんが、元気は転がっています。その元気を拾って、とった収穫物を回りにお裾分けをし、感謝される。「ありがとう」というエネルギーをもらい、人のためになる「役割」で元気が維持されます。

若い時のように毎日ガシガシ働く必要はなく、自分の体力に合わせて数時間ゆっくりとできるだけ長く働く。お小遣い程度の給料と足りない年金を足し合わせ、孫のために何かプレゼントできるほどの余裕を作ることが、幸せに通じて健康にも良いでしょう。

そんな高齢者がお小遣いをもらえるビジネスシステムを創ることが大切でしょう。
私は、チョッと元気な高齢者がチョッと弱った高齢者を助けるシステムを創ろうと考えています。人生の先輩・後輩が当事者となり、互いに歳の取り方を学びあうシステムです。

総合事業通所型サービスBというものです。地域には地区集会所があり、そこで地域の高齢者が互いに支えあう互助の世界を創り、しかも小遣いを稼ぐことができるシステムです。高齢者が大切にされ、新たなる雇用創出、経済の活性化、健康増進にもつながるでしょう。


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