~ 理事長のブログ ~

 ⇒ プロフィールはこちらをご覧ください。

 ⇒ ご意見・ご感想はこちら。

2019年07月30日(火)

ココロ頑張った!

私の末娘のココロがバレエコンクールで優勝した。スゴい!
ジゼルの『ペザントPeasant』というバリエーション演題目を踊り、1番になってしまいました。
ココロ、頑張ったね。

アンナ・バレエ・スタジオのマヤコ先生、キヨミ先生、ケンジ先生の指導に感謝します。
週2回レッスンの時に弁当を作って頂いた叔母のギンコさんに感謝します。 なにより誰よりも早くレッスン場へ行こうとし、バレエノートを書き、時に涙を流しながら練習したココロ、頑張ったね。



ローザンヌ方式のようにみんなで3日間練習を行い、4日目に演舞台の練習を行い、5日目に発表し、コンクールを行う5日間のバレエ三昧です。一日6時間の練習を行い、一日目で足の皮が剥け、二日目で疲れた表情をし、三日目で目が輝き初め、そしてコンクールへ。



私はバレエを観に行ったことが一度だけあります。内容、ほとんど覚えていません。
ご主人様が言うには、イビキをかいて困ったと。それ以来、バレエ出入禁止となりました。
それにしても、私の娘がバレエを習うことになるとは夢にも思いませんでした。



ココロとご主人様、東京のバレエコンクールが終り千倉へ帰還したのが深夜12時ころ。
お風呂に入り、皮が剥けた足をセルフ処置をしているココロを見ると、小ッチャッケなココロが確実に成長していることを感じます。ご苦労様でした。



天才とは、努力して、努力して、努力しまくる人。誰も止めることができません。
ただし、本人はそれを努力しているとは思っていません。
ココロ、これからがもっと大切で、大変でしょう。



私の安房高校の同級生、アラ還、ジャス還となっています。
教師、公務員は一つの区切りとなります。
ホテルニューオータニのお偉いさん、ユキヒトくんも定年となりました。

アワ会、アホかい! 安房高の同級生が2ヶ月に1度くらい集まって安房未来を語ります。
千倉会場と館山会場でだいたい交互に開かれていますが、今回初めてお江戸で開かれました。
アワ会の特徴、女子も含めよく呑むこと。食べるよりも呑む方にお金がかかります。



ユキヒトくんのはからいで、ホテルニューオータニ本館17階にあるThe Skyというラウンジでアワ会を開きました。食べ放題、飲み放題のオールインクルーシブです。
アワ会、泡で始まり赤へ、白へ、焼酎・岩の上に辿り着き、かなりのカッポレ量となりました。



食事も、寿司、天ぷら、鰻の日本料理と、ステーキ、ピザなどの西洋料理と、中華料理もあり、季節特別な料理も準備されていました。サラダ、デザートもたらふくでした。
愉快な仲間と、綺麗な都会の風景を見ながら、ガッツリ呑み、美味しい料理を食す。最幸!
→ ”VIEW & DINING THE SKY”

さあ、この熱い夏を乗り越えて行こう。
もっと、自分自身を追い込んで行こう。まだ、まだ、頑張れる。


2019年07月21日(日)

宮田先生とマユ先生

宮田信之先生、一見静かで穏やかに見えますが、触ると火傷してしまう、危険な医師です。
20年以上前から老人保健施設をつくり、訪問看護ステーション、グループホームなどを運営する私の先人です。 介護のカリスマ三好春樹さんからも影響を受けているのは同じです。

その宮田先生の医療活動を見学に行きました。茨城県の西部にある筑西市(ちくせいし)という人口10万チョッとの街のど真ん中にありました。宮田先生は三代目、私は二代目。
妻が医師で、老人保健施設の施設長になっているのも同じでした。



常に私の数歩前を走っておられる町医者の先輩です。いのちを助けるだけでは足りなく、いのちを支えるケアを実践してきた先輩医師です。9月に在宅ケアをささえる診療所市民全国ネットワークというNPO法人が開く大会でも、それぞれに企画運営しております。

私は「元気リハビリ」コーナーを企画し、シンポジストとして宮田先生の老人保健施設「ごぎょうの里」の相談員をしている柴さんに依頼しています。その柴さんとの顔合わせも兼ねてごぎょうの里を見学したのですが、現場のスタッフが頑張っていました。



人生の先輩であるという尊敬の念を持ち、丁寧な言葉使いとユックリとしたケアを提供していました。スタッフの無駄話は聞こえてきませんでしたし、各スタッフがそれぞれに散らばりながら声をかけ合いながらチームケアを提供していました。



個別ケア、どこでも目指すべきケアですが、実践できているところはほとんどありません。
しかし、ごぎょうの里では個別ケアを実践しているのだろうと感じました。施設長をしている澄子先生もリハビリとケアの質にこだわり、自分を支えているスタッフを褒めていました。

老人保健施設は医療施設ですが、医療保険施設ではありません。医療保険が使えないのです。
だから、薬は使えず、管理医師は使用済み核燃料状態の老医師なのが普通です。そんな中、澄子先生と我がご主人様は若き女医として、在宅支援施設としてケアを提供していました。



宮田先生とつくる9月の大会が楽しみです。 ↓

”NPO在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク 第25回全国の集い in 東京2019
地域医療研究会全国大会 in 東京2019 合同大会”




まだ梅雨は明けていませんが、小学校の夏休みが始まりました。
それと供に、厚労省の「健康寿命をのばそうアワード」を受賞した千倉町平舘(へだて)地区のラジオ体操が始まりました。朝7時から、老若男女が集まります。



松永醫院へ、地域医療を学ぶために菊地マユ先生が来ました。ベッピンさんです。
ラジオ体操も地域医療だ!っと言っていますので、マユ先生、早速参加してもらいました。
ラジオ体操に参加したのは、亀田メディカルセンターの医師ではマユ先生が初めてです。

マユ先生、一度大学を卒業した後、医学部に学士入学して医師になりました。ですので、ビジョンがしっかりしていて、自分なりをきちんと語れる女医さんでした。しかも、泣き虫、感性が豊かなのでしょう。10年未来のいのちを守ろうね。笑顔イッパイの地域を創ろうね。



さあ、夏が始まる。
体調を整え、この熱い夏を乗り切ろう。
町医者として、今が大切な時です。

2019年07月17日(水)

海の日2019

今月は、肺癌、大腸癌、乳癌の患者さんを見つけました。
どの患者さんも症状はなく、おそらく助かったと思います。私も驚いていますが、患者さんの方はもっと驚いています。 症状のないうちに癌を見つける、癌サバイバーをつくることが私のMissionです。

そんな中、便ヒト潜血反応という大腸がん検査で2本中1本が陽性になった女性の方がいました。 下部消化管検査を嫌がる女性に「あなたの10年未来のいのちを守ることが私の仕事、だから私の言うことを聞け!」と私が言ったら、その女性「だったら、私の家に来て呑みなさい!」と。

いろいろ予定がありましたが、美味しい日本酒「新政」を持って行き、突然のカッポレながら関さんたちも集まってくれました。北海道から送られてきたという生き蟹の茹でたて、おそらく開禁したばかりのものが出てきました。今まで食べた蟹の中で、最幸!一番旨い!!

アワビまで出てきました。マグロの刺身も、中トロも最高の場所を、良いあんばいに熟成させた刺身が出てきました。プリンのような卵焼きを、ご飯と供に焼きたての海苔に巻いて食す。旨い酒を酌み交わし、良き仲間と笑いながら、旨いものを食す至福の時、川名さん有難うございます。



そして週末、千倉の夏祭りがありました。一年で、一番千倉が燃え上がる二日間です。
南房総市の高齢化率は45%、私の住んでいる千倉町平舘の高齢化率は50%を超えています。
日本の20年、25年未来をいく超ウルトラ・スペシャル高齢地域・千倉が燃えました。

どこにこんなにも多くの若者が隠れていたのかと驚くぐらいの若者が徘徊していました。
赤ちゃんも、子ども達も、たくさん出てきていました。故郷帰りの若者、周囲から集まってきた若者がたくさんいたと思いますが、夜遅くまで騒いでいる熱き2日間となりました。

宮くん、中学生なのかオッサンなのか、人間なのかピテカントロピクスなのか良くわからないけど、私を支える大切なスタッフです。私と同じ平舘地区に住む部下です。でも、祭りになると立場が逆転します。私の上司となり、私を指示し、私に酒を飲ませます。ありがとう!



そして、日曜日、月曜日・祝日は、新宿の京王プラザホテルで日本在宅医療連合学会大会が開かれ参加してきました。ものすごい人混みで、今まで参加してきた在宅医療関係の大会では最も参加者が多く、プライマリーケア連合学会の大会よりも参加人数が多く盛会でした。

大会長の森清先生の人柄か、「ほんと人が多くてビックリしちゃいましたよ~」とホンワカ語っていました。私の先輩である和田忠志先生、川越正平先生、前田浩利先生、一緒に研究していた平原佐登司先生、山中崇先生、みんな活躍しています。私も、が・ん・ば・ろ!



7月15日(月)は海の日、私たちの結婚記念日です。
オレについて来い!と言って結婚したのに、オレがご主人様について行っております。
おかしい・・・。まぁ、良いか。



長女の娘・ユメから1ヶ月遅れの父の日のプレゼントをもらいました。
私、忘れていました。千倉へ戻る道中で、適当に買ってきた、訳のわからない物なのか・・・。
まぁ、良いか。


2019年07月12日(金)

ジュンコ先生

東京で会議があり千倉へ帰還する途中、「アド街ック天国」という番組で南房総が取り上げられていました。 ビックリしました。南房総の外房地域を中心に紹介されており、知っているところばかりが出てきました。 トクダヤという洋服屋のパンツ、伸びがメチャ良いと。。。

南房総、東京からアクアラインを通って車で1時間半ほどと近いよ!アクアライン途中にある、東京湾のど真ん中にある海ほたるからグルッと360度見渡せば、Oh This is Tokyo Bay!
漁が開禁となっている房州黒アワビ、至高の美味。これを食べないで死ねないよ!



南房総、山と海に近く自然豊かで風光明媚、東京からも近く、しかも安い。
東京、千葉へ高速バスを使って通勤する人もいます。
ウィークデイは東京で、ウィークエンドには南房総の自然の中で過ごす方もいます。

千倉を捨てて東京で頑張ろうと思っていた私が千倉に戻り、今ではドップリ千倉。
千倉に戻って来て良かったと思っています。みなさんも、是非、南房総に来られて、豊かな自然、豊かな不便、何もない幸せ、明るい夜、などを堪能してみてはどうですか。



2018年8月8日(水)の嵐の中、簡単に夕食を済ませようと回転寿司スシローに入りました。
左後方から流れてくる寿司を取ろうと凝視した瞬間、右目にポット黒い斑点が飛び散りました。右目の硝子体出血です。

硝子体とはゼリー状になっている透明な目ン玉。その硝子体と眼底の間に出血した血液が溜まり、その血液があるために光を通すことができなく、モノが見えなくなってしまったのです。見えないと言っても、明暗がわかり、手の動きはわかるが指の数は見えない手動弁状態です。

片目が見えなくなることは困ったことで、遠近距離の感覚がわからなくなりグラスに注いでるつもりでワインをテーブルにこぼしたり、すれ違う人の肩にぶつかりまくったり、私の愛車である赤プリウスをいたるところでこすりまくりました。本を読む気にならなくなる。。

そんな中、眼科受診をしてきました。医者が他の医療機関を受診する。勉強になります。
患者の立場になり、患者の気持ちが理解できます。待つことが大変、順番が大切。
他の医療機関の受診システムや接遇を観察でき、勉強になります。



私が受診した医療機関は、亀田クリニック。病院と間違えるような立派なクリニックです。
私を診てくれた眼科医はジュンコ先生、元気の良い女医、年齢不詳、ご主人様の次に美人。
ジュンコ先生の外来に、初めは毎週通院していました。溜まった血液で眼底が見えないので、エコーで観察しながら網膜剥離が起きていないか、視力の回復がどれ位か毎週受診しました。

硝子体出血の積極的治療は手術。局所麻酔下で針を3つ、4つ白目に突き刺し、眼底を洗って処置する手術です。視力の回復は期待できますが、目に傷を入れますので白内障が進行するなどの合併症が必発します。できるだけ手術はしないほうが良いようです。

私は、糖尿病無し、降圧薬内服しているが血圧は110/80mmHgと服用しなくても良いぐらいとリスクファクターはそれほど高くはないです。なんで私が硝子体出血になってしまったか、特に理由は無く、生きているからでしょう。

8月8日、発症。毎週ジュンコ先生外来を受診し、視力の回復が悪く硝子体手術をするのか経過観察にするか迷った11月。手術するためのオペ室の予約と入院の予約までし、入院する直前に行った検査で、入院手術するのではなく経過観察しようと提案を受けました。

私は手術するつもりで松永醫院の外来を調整していたのですが、ジュンコ先生の助言に従い入院する直前に手術をドタキャンしました。ほんと、ご迷惑をおかけしました。
それから毎週通院していたのが1ヶ月に1回の通院となり、3月には3ヶ月に1回の通院となりました。

そして今月、とうとう、ジュンコ先生の外来が卒業となりました。
順調に回復しているので、何か問題があった時に来てくれば良しとなったのです。
一歩先んじたサービス、患者から要求される前に提供する医療。そして、安心を提供する。

ジュンコ先生のプロフェッショナルを感じた診療でした。

2019年07月01日(月)

2019年6月30日(日曜日)

本日より7月、一年の半分が終りました。振り返れば早いものです。
この週末、土曜日は東京へ行き、戻ってきたのが深夜。
そして独りカッポレが始まり、寝たのがAM2時半ごろか。。。

日曜日、特に予定が無い千倉デー。
AM8時半過ぎ、サンデーモーニングのスポーツコーナーあたりで起きて、「カ~ッツ!」を観る。
サニーブラウンが百メートルで優勝し、堂々たる行動と考え方に未来を感じました。

午前中は、簡単な片付けとメールチェックをしました。
現在、安房地域の一部で百日咳がアウトブレイクしています。百日咳は感染力が強く、世界をみれば流行しており、今の日本においてもときに起こっております。

安房地域の百日咳、4種混合ワクチンを打っていない子ども達がかかっていました。
異物を体内に入れるなんて・・・、っという訳のわからないナチュラリストの親・・・。
百日咳は1歳未満にかかりやすく、中には咳き込みながら亡くなっていく辛い病気です。

私の知っている先輩医師が語っていました。
その先生が幼少のころ、末弟が百日咳にかかりもうダメとなった時、親は兄姉を集め死に行く末弟の回りに集めさせ、みんなで看送ったと。そして、医師になる覚悟を持ったとのこと。

昼はラーメンを食す。ん~、どこにするか。
LEDライトなどの買い物を考え、チャイナハウスを選びました。
ニラもやしラーメンを食べました。焦げた香りのするもやしがたくさん入っており、美味い!



そして、昼寝をチョビッと。贅沢な一時、幸せでした。
それから松永醫院に行き、介護保険の意見書を書き、いつものサンキュージョギングをしました。調子今一つで途中でやめてしまおうかと思いながら走り切りました。

自宅へ戻ってきてから、庭の草むしり、部屋の掃除機をかけ、ゴミ出しの準備をし
夕方、夕食の買い物と海の見えるマンションの大風呂に入りに行き、そしてカッポレへ。
一日がア~っという間に過ぎていきます。

レナ先生から頂いた「明石」という日本ウイスキーをスタートに、ワインへ。
昔はワイン2本ぐらい呑んでもヘノカッパ。今はワイン1本呑むとヘベレケ。
本日の夕食、ベジファーストで始まり、魚、肉、チーズ、そしてしゃぶしゃぶを食す。



NHKで夜8時からご主人様とココロは韋駄天を観て、私は夜9時50分からスポーツニュースを目指して起きています。しかし、私、夜10時ころには出来上がっております。
テレビを観ながら落ちて、目が覚めると呑んで食べてそして落ちて、それを繰り返します。

気が付くとスポーツニュースは終っています。そして、また違うチャンネルを回してスポーツニュ-スを探します。そんなワンダーを繰り返し、深夜に寝入るのでした。翌朝、朝のスポーツニュースを観て、サニーブラウンの優勝を初めて知るかのように驚くのでした。。。

【各月のブログはこちら】
ページのトップへ戻る