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「覚悟の瞬間(とき)」(↓ クリック!)
覚悟の瞬間 医療法人社団優和会 松永平太
2025年06月13日(金)

NEW!! 地域共生Night2025

昨日、NPO地域共生を支える医療・介護・市民全国ネットワークのZoom裏番組「地域共生Night」で約1時間お話をさせていただきました。司会は同じ千葉県の佐倉市で開業している三嶋先生(来年2026年の全国ネットワーク大会の大会長)、私のことをよく調べていることに驚き、スゴイ人だと思いました。



題名は「房総半島の先っちょで、世界最先端のケアを目指す」
内容は、

  • 南房総の紹介
  • 亀田メディカルセンターの存在
  • 日本の高齢者の現状、自己決定の尊重が無視され地域包括ケアが広がっていない
  • 医療と介護、病院・診療所と介護施設との連携の大切さ
  • 介護保険を駆使し、認知症独居でも社会介護で人生を守る
  • 自宅死亡率にこだわる
  • 病院は入院期間を短縮し、地域へ優しく突き返せ
  • 高齢者はベッドで弱る。ベッド上で食べる高齢者を心配する。大切なこと、「日昼離床」
  • リハビリ施設である老人保健施設は、在宅を支えるポテンシャル高い施設
  • 未来のことは、元気になって考えよう
  • 自立支援型の元気リハビリで皆とつながり、健康寿命の延伸、要介護度の重症化予防
  • 千倉みらいプロジェクトで、10次産業であるヘルスツーリズムが未来を創る
  • 公立インターナショナルスクールをつくり、多様性ある環境の中で生きる力を育む

  • 高齢化率50%を超える南房総は、世界一長寿の日本の25年未来が広がっております。
    3方を海に囲まれる風光明媚で自然豊かな南房総が、高齢者だけでなく全てのいのちが安心して暮らせる地域になるよう医療を通じて社会貢献したいと考えています。


    2025年05月30日(金)

    The 弁当

    この4月から、生活様式が変わりました。
    朝4時に起きて弁当をつくり、朝5時館山発のバスに送っています。
    私が担当するのは週二日ですが、東京の学校に通う娘のためです。



    弁当つくり、結構楽しいものです。
    早朝の30分でつくるために、前日から下準備、あとは焼くだけ、チ~ンするだけ、切るだけと準備。食中毒が起きないよう火を通し、傷みやすい食べ物は避けながらつくります。

    ただ、私、ご飯をチ~ンし、肉を焼き、もう少しおかずをつくり、野菜を切り、ご主人様に「できたぞぉ~」と言ってお終い。それから、ご主人様がものの見事に小さな弁当箱に彩り美しくならべていくのです。「弁当箱に入れるまでが弁当つくりよ!」と痛い言葉。

    冷蔵庫に残っている食材から、何をつくろうかな。
    冷えても美味しく食べるためには塩を少し多めに。でも、塩分の取り過ぎに注意をと。
    野菜を上手く使い彩り美しくしようと工夫。弁当作りも楽しいものです。



    小学校、中学校と給食がありました。有難く、懐かしく、美味しかったです。
    南房総市の給食は地産地消で地元のお米、野菜などの食材しか用いません。なので、たまに食べたいと思うパンは出ません。このこだわりの南房総給食スタイルは有名だそうです。

    東京は学校の敷地が狭く、交通渋滞があるため、学校内に給食室をつくることができないし、給食センターもつくれないようです。なので給食無し、弁当持参が普通だそうです。
    学校給食のクジラの竜田揚げ、ミルメイク、懐かしいです。今の弁当つくりも楽しいです。



    あと、弁当屋の弁当と有名料理店の弁当の違いもあります。
    鰻弁当を買ったのですが、有名料理店の鰻は冷めるとゴム状に美味しくなくなる、弁当屋の弁当は冷めても鰻が柔らかく美味しい。冷めても美味しいのが弁当屋の弁当です。

    大学生になれば学生食堂が待っているでしょう。
    それまでのこの3年間、楽しく弁当つくりをしたいと思います。
    弁当は宝箱、愛する娘がどれくらい思い出に残してくれるのだろうか。

    まずは、一番大切な弁当箱に宝物を入れ飾るご主人様に感謝しよう。


    2025年05月27日(火)

    南房総の強み・自然とつながり

    つながり、自分が強くてワガママだと「しがらみ」。鬱陶しくて、邪魔なもの。
    自分が歳を取ったり、病気になったり、災害にあうと「絆・きずな」。有難いものです。
    同じつながりなのに、置かれた状態で邪魔なもの、有難いものにかわります。



    人間は必ず歳を取り、病になり、死にます。死ぬ過程において、人は必ず弱くなります。
    つまり、どんなに強い人でも必ず弱り死にますので、人と人とのつながりを大切にしなければなりません。コミュニティが大切なのです。

    豊かなつながりがたくさん、太くあるほど、人は健康に、幸せに、ボケにくく、長生きができるそうです。元気で病気を持っていない若いころは、孤独でも、つながりがなくても生きていけます。しかし、高齢者、歳を取ってからのつながりが大切になります。

    都会はコミュニティ機能が働いていませんので、これからの超高齢社会をどのように乗り越えていけるのだろうかと心配になります。それに対して、田舎はコミュニティ機能が働いていますので、つながりを絆という有難いかたちにすることでより安心な地域になるでしょう。



    南房総、三方を海に囲まれた自然豊かな田舎です。この田舎が都会に勝てるものの一つは、つながり、コミュニティが生きていることでしょう。地域の人が互いに支え合う互助機能がしっかりと働きます。このつながりを上手く使い、つながりに飢える都会の人を呼び込みたいです。

    つながりの極めは祭りです。子供から大人、高齢者まで、男も女も全ての人が祭りのために集まり、それぞれが働き調和します。祭りを通じてみんながつながり、地域の一体感に共感し、祭りで燃え尽きる。そんな祭りに飢えている都会の人が参加できる祭をつくりたいですね。

    安房地域、歴史も古いようです。歴史が長ければ、文化も深いでしょう。
    歴史は私の苦手な分野ですが、安房の國は鎌倉より古くからあり、お寺や神社がたくさんあります。南総里見八犬伝など様々なお話し、遺跡もたくさんあるそうです。

    都会で魂をすり減らしながら働く人たちが、自然のHealing Powerで疲れを癒し、豊かなつながりの中で心が通じ合うことができる自然との共生社会を体験していただきたい。
    南房総で 田舎暮らし、二拠点居住暮らし、けっこう良いものですよ。


    2025年05月16日(金)

    南房総の宝・海

    私が住む南房総は、3方向を海に囲まれ、風光明媚な、自然豊かな地域です。
    松永醫院の有る南房総市千倉町平舘(へだて)は高齢化率50%を超え、世界一長寿の日本の25年未来をいく少子高齢の田舎町です。25年未来のまち、消滅可能性のあるまちです。

    南房総市、2024年度の出生数は90人を切ったようです。
    南房総市の面積、新宿区の2倍ほど、人口は新宿区の10分の1ほど。
    南房総市の中学校は、90人ほどなので1校ですみます。実際には5校です。

    田舎は、なにもしなければ消滅していきます。
    100年経っても生き残っている南房総をつくりたい。
    100年経っても繁栄している南房総を創るためには何をしたらよいのだろうか。

    南房総の強みは

    1.豊かな自然がある
    2.豊かなつながり、文化がある
    3.東京からのアクセスがよい
    4.いのちの安心安全が日本一

    便利さ、刺激的、好奇心などでは、田舎は都会には勝てません。
    南房総が東京に勝つためには、やっぱり、自然豊かであることを活用することです。
    とくに海があることが最大の強みで、海の癒し力、Healing Power を利用することです。



    水平線、よく見ると線になっていません。心房細動のように小さく波を打っています。
    海、生物が生れてきたところ。男性のように荒々しく、女性のように静かに守ってくれます。
    波、地球が拍動してくれている証。人生も波、逃げてはダメ、立ち向かっていくもの。

    都会から来る観光客は、海を見て、自然に触れて感動し、癒されて都会へ戻っていきます。
    海のそばに住む私たちは、わざわざ海をみに行くことは無く、海水浴することも忘れています。あまりにも海が側にあるからでしょう。海が近すぎて見えなくなっています。



    先ずは、海を見に行こう。潮風にあたり潮の臭いを感じ、潮騒の音を聴いてみよう。
    この夏、海に潜りに行こう。沸騰する地球の猛暑の夏を、クソ暑くって、でも海に潜れば気持ちが良い!ということを実感できるでしょう。海の有難みを感じてみます。

    南房総の一番の宝である海を、みなさんも堪能してみませんか。


    2025年05月07日(水)

    浜松GW2025

    ご主事様の故郷、浜松へ久しぶりに行ってきました。
    2泊5日です。5月2日の深夜千倉を発ち、5月3日早朝に浜松到着。
    5月3日、4日と2泊し、5月5日の深夜浜松を発ち、5月6日早朝に千倉へ帰還。

    交通渋滞は人生の無駄使い!と考えている私は、GWの交通渋滞を避けるために真夜中の移動を試みましたが、やっぱり交通渋滞でした。通常3時間半ほどかかるのが5時間ほどになりました。まあ、そんなものでしょう。同じ考えをしている人はたくさんいますから。

    ご主人様、浜松生れの浜松育ち、浜松の大学を出てお医者さんになりました。
    大学病院をやめて東京の方へ嫁に行ったと言われ、東京を通り過ぎて房総半島の先っちょまで来てしまったのです。浜松と千倉、同じ緯度で海岸が広がる似た環境の街なのです。

    GWとか、長期(2泊以上)の休みでないと浜松には行けません。以前の浜松へ行った日を確認したのですが、よくわからず、どうやら10年以上行っていないようです。
    私が死んだら浜松のお墓に入る予定になっているので、チョッと驚きました。

    GWの浜松、毎年浜松祭が開かれております。
    午前中は遠州灘で凧揚げ、夕方からは街中で山車を引き、ラッパを吹きながら練る。
    激しく太鼓をたたくのではなく、京都風の静かに太鼓をたたき、大勢の人で支える祭です。



    一日中、三日間、朝から晩まで祭、GWで浜松へ行く度に祭。
    なので、私は浜松市民が一年中祭りをしているように思えます。
    今年の5月3日から5日までの三日間は天気も良く、とっても爽やかでした。

    浜松と言えば鰻、食べました。私が人生最後に食べたいものは、TKG卵かけご飯か鰻重。昔なら鰻重ではなく鰻が横にチョコッと乗っている鰻タレ丼を食べたいと思っておりました。そんな私にぴったりの鰻屋さんを見つけました。でも、もう私、大盛ご飯は食べられません。



    浜松餃子も有名です。ご主人様の同級生が餃子屋をオープンしたということで食べました。「だもんで餃子屋」という名のお店です。定番の茹でもやしがのり、お気に入りがメチャクチャ辛い唐辛子ペーストがついて、濃厚であっさり味の餃子で美味しかったです。



    スイーツ関係で有名なのは春華堂のうなぎパイです。写真映えする直営ショップがあり、多くの人が集まっておりました。うなぎパイのカットバンまでも売っていました。
    その他、まるたやのチーズケーキ、ヤタローのバームクーヘン、いろいろありますね。



    浜松、ものつくりの街。日本を象徴する町です。
    ホンダがあり、スズキがあり、ヤマハがあり、河合楽器などの大企業があります。
    でも、最近、風邪をひいているようで元気がないようです。早くの回復を!

    そんな浜松が私の第2の故郷になるでしょう。

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